著者:平坂読
イラスト:じろう
マシロを人間に戻すための手がかりを手に入れたソリス。
しかし強力な魔法を連発したため杖が壊れ、新しい杖を買ったせいでソリスの貯金はついに底をつく。
このままではマシロを人間に戻す前に自分が飢え死にしてしまうので、メイやヒカリと共に女性店員が動物メイドの格好をしている変な喫茶店でバイトすることに。
果たしてソリスは無事に生活費を稼ぐことが出来るのか。
その頃、マシロを狙う存在が行動を開始する
天高くかざした杖の先端から、夜の闇を切り裂く黄金の光。
次の瞬間、
「な……!?」「む?」「ああっ?」「はにゃあっ!?」
ソリスの周囲の土の中から……いや、この寺院の境内全体で土が盛り上がり、無数の風化した白骨死体が這い出してきた。全身に黄金の光を纏う白骨死体の大群。腕や指や頭部など身体の一部の骨がなかったりヒビだらけだったり穴だらけだったり、どれ一つとして完全なものはないのに、その白骨死体達はそれぞれが神秘的とさえ言える圧倒的な存在感を放っていた。彼らは地の底から這い出すやいなや、その創造主たる死霊術師ソリスの方を向く。さながら、王の命を待つ騎士のように。
「……ぁ……ぅお……」
無数の不気味な骸骨に見つめられ、ソリスは全身を硬直させた。
マシロとの同居で骸骨は見慣れているとはいえ、やはり彼女だけが特別なのだ。
マシロが(一応)復活した今でも、アンデッドの群れに食われかけたトラウマは拭えず、自分が作り出したアンデッドでも容赦なくトラウマは脳内から掘り起こされる。恐怖心で頭が真っ白になる。そんなソリスをひたすら見つめ続ける骸骨達。恐怖、蓄積したダメージ、限界まで酷使した魔力と体力と気力。それらが相まって、ソリスの意識は遠のいていく。意識が完全に闇に落ちる直前、ソリスは最後の気力を振り絞って眩く。
「あとは……まかせた」
†
どさりと地面に倒れるソリス。からんと渇いた音を立てて転がる魔法杖と頭蓋骨。一体の骸骨騎士が、恭しくその頭蓋骨を拾う。
『まかせる。』
それは知能の低い普通のスケルトンやゾンビには絶対に通用しない命令だった。
しかしソリスの作り出した黄金の骸骨騎士達はちゃんと任された。
主命を帯びた騎士の如く。骸骨騎士達それぞれの中に潜在的に宿る、ソリスの思考・経験・願い・目的。それらをもとに自分達が何をすべきかを判断。
「……!迎撃を!」
真っ先に我に返ったシズが三姉妹に命じる。三姉妹、それぞれ全力で大量の召喚獣を喚び出す。
骸骨騎士の数はせいぜい五十体。一人の術者が一度に作り出したにしては驚異的な数だったが、所詮はスケルトン、召喚獣の敵ではない……。この場の誰もがそう思った。しかしそうはならなかった。
真っ先に仕掛けたのは好戦的なマーチヘア。強靱な脚で繰り出されるウサギの蹴りを、骸骨騎士はなんと受け止め、そのままウサギの首根っこを掴んで投げ飛ばした。ウサギが飛んでいった先には別の骸骨騎士。派手に地面に落ちたマーチヘアを容赦なく踏み潰し、踏み潰し、踏み潰し、踏み潰し、
踏み潰し、踏み潰し、踏み潰し、ついに弱々しく陣いてマーチヘアは消滅する。他のマーチヘアやケットシーも同じように次々に虐殺された。
ミノタウロスは斧で奮戦したものの、骸骨騎士の集団はその巨体を周囲上下全方位から攻め、目や口、腹部など柔らかい部分を情け容赦なく恐ろしく効率よく攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻めて攻め殺した。見る間に数を減らしていく召喚獣の軍勢。
「な、なんなのだこいつらは……!」
「えげつないにもほどがあるぜ……」
「こ、怖いにゃー……」
召喚魔道士三姉妹が震え上がる。召喚獣の大群を全滅させたあと、骸骨騎士達は彼女たちに目を向けた。
「「「ひ……!」」」
恐怖に身をすくめる三姉妹に躍り掛かる骸骨騎士達。
「殺される……!」
だが、骸骨騎士達は、三姉妹の魔法杖を奪い取ったあと。
―――びりっ。
今度は彼女たちのメイド服を破った。
「きゃあああああああ!?」
全裸は愛です
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貼れないストーリーをこっちでやってます。
18歳以上の方向け……。
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