著者:五十嵐雄策
イラスト:Mizuki
”困っているものを助ければ幸運の鍵になる"という幼馴染みの占いを信じて、いじめられていた仔猫、募金のお姉さん、汚れた桜を助けた水上弘司。
その夜、いきなり彼の家に訪ねてきたネコマタ美少女&鶴女の美女&神様美幼女から、それぞれのはにかみ求愛を受けた弘司は、一生付き添われることになったのです。一つ屋根の下で賑やかに生活する弘司の周りも夏真っ盛り。管理人さんの一声で海旅行が決定し、みんなそろって出かけるんだけど……。
キーワードは、海水浴、浴衣、夏祭り、素直になれない幼馴染み、兄想いの妹、そして△▽△!?
真夏の夜のトリプル赤面ラブコメデイ第二弾の始まりです
部屋の中には、
「……」
「む~」
「あらあら~」
関ヶ原みたいなものすごく緊迫した雰囲気が漂っていた。
「ぬう……」
客闇のテーブルを挟んで、対峙する一人(絢)と三人(美亜、千鶴、さくら)。
「それで」
テーブルの片側で腕を組んでいた絢がゆっくりと口を開く。
「もう一度訊きますが、どうしてこの方たちがお兄様のお部屋に当然のごとくいるのですか?」
「や、だからそれは……」
さっきから何度も繰り返した説明をもう一度しようとして。
「この方たちが隣人であるということは聞きました。しかしそれとこの方たちがお兄様のお部屋にいるということは必ずしも両立しないはずです」
ぴしゃりと遮られた。
「私が訊いているのは、この方たちがお兄様と具体的にどういう関係なのかということ。その一点に尽きます」
「う、うーん……」
確かに絢の言っていることは正論なのである。
妹の立場として、久しぶりに兄の部屋を訪れてみると見知らぬ女の子が三人いたなんて状況は、そうそう笑って見過ごせるものでもないのだろう。それは分かるんだけど……
「さあ、お答えください.この方たちは何者なのです?」
胡散臭いモノでも見るかのようにぐるりと美亜たちを見回す。
で、それに対する三人娘たちの返答は、
「何者って、わたしはヒロのお嫁さんだもんっ!」
「私は恩返しのために、弘司さまのお傍を片時も離れずに永遠にお仕えすると決まっているのです~」
「儂は弘司の妻じゃ。ゆえに同じ部屋にいることは当たり前であろう」
とのものだった。
「……は?」
絢が「何言っているんですかこの入たちは?」って顔になる。
「だから、お嫁さんっ」「侍女です~」「妻じゃ」
口をそろえてそんなことを言う三人に、
「お兄様、これはいったいどういうことなのですか?」
矛先が弘司へと向けられた。
「あ、え?」
「この方々の言っていることは本当なのですか?お嫁さんに侍女に妻などと……、怒りませんから、正直に仰ってください」
いや本当のことを言ったら絶対に怒るって目をしています。というかもうすでに半分くらい怒ってるし……
助けを求めるように隣にいる幼馴染みを見るも、
(ごめん、これあたしにもどうしようもない)
と顔の前で手を合わせてきた、そういえば中世のスペイン艦隊のように無敵に思える奈々も、昔からなぜか絢にだけは弱かったんだっけ……
ともあれ、救いの女神はいないことははっきりした。
ということはつまり、弘司だけで何とかこの場面(妹VSネコマタ娘・霊鳥お姉さん・神様幼女)を切り抜けなければならないってことに………………ムリです(断言)。
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「手紙?」
「うん、わたしたちにって」
「あらあら~、何でしょう~?」
「ともかく、開けてみるがよい」
「うんっ」
美亜ががさがさと手紙を開く。
「え~と、なになに……」
『美亜さん・千鶴さん、さくらさん・奈々さんへ』
便箋の表にそう記されたその手紙には、
とーっても整った文字で。
『宣戦布告』
とだけ、大きく書かれていた。
妹ちゃん参戦!!ど~する神様幼女!!
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貼れないストーリーをこっちでやってます。
18歳以上の方向け……。
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