縛られることに慣れ、いつの間にか浸かってた「ぬるい幸せ」になんか手を振ろう
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生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録
著者:葵せきな
イラスト:狗神煌
私立碧陽学園生徒会―そこは、会長をはじめとする美少女メンバー四人が集う楽園だが、唯一の異性にして汚点が存在する。
その汚点……え、大黒柱って言え?まぁいいやどっちでも……
副会長の杉崎鍵には、誰も知らないもう一つの顔があった。
過去にドラゴンマガジンに収録された短編に加え、杉崎の女・金・闇の仕事が暴かれる衝撃の書き下ろし作が、ついに登場!
和脚は苦笑しながらも……彼女の恰好を、改めて眺めた。
小さな背丈。メリハリのないボディライン。赤子のようにすべすべした健康的な肌。この辺は普通ではないものの、「いつも通り」ではある。問題は……その、服装だ。
次の授業は体育だから、体操着。それはいい。いいハズなんだけど……。
アカちゃんっが、目の端に涙を浮かべつつ、何度目になるか分からない文句を呟いた。
「なんで……『ブルマ』なのよぉ」
そう。彼女はブルマを穿いている。生憎今はシャツの裾を引っ張っているせいで隠れてしまっているけど、その下は、皆が普段つけている体操着……「短パン」じゃなくて、彼女だけ「ブルマ」だった。
わたしも、なにげに実物着用を見るのは初めてかもしてれない。
~
~
「ブルマ置いておくぐらいなら、短パンを多めに入荷しておいてよぅ」
アカちゃんはまだぶつぶつと購買に文句をつけていた。
私はとりあえず今のうちに彼女の写メを撮りつつも、「仕方ないじゃない」とたしなめる。
「そもそも忘れてきたアカちゃんが悪いのだから。それにおばちゃん、どうせ売れないからってタダでくれたんだし、いいじゃない」
「そ、それはそうだけど。……何でブルマなのよぅ」
「あっただけ、良しとしたら?体操着がないから見学なんて、アカちゃんもイヤでしょう?」
この子は運動神経もへっぽこなのに、何故か体育は大好きだったりする。ただ机の前を離れられると言うだけでテンションが上がってしまう、小学生感性を持っている子なのだ。
アカちゃんは「そうだけど……」と、顔を膨らませる。
「皆がブルマならまだ救われるけど……一人だけこれなのは、やっぱり辛いよぅ」
「大丈夫。似合ってるわよ、アカちゃん」
「ニヤケ顔で言われても嬉しくないよ―!」
「とにかく、ほら、そろそろ体育館向かわないと授業遅れちゃうわよ、アカちゃん」
「あぁ、待ってよ知弦!」
私が歩き出すと、ようやく裾を引っ張るのを止め、とてとてとついてくるアカちゃん。
……さて、今日の授業も面白いモノが見られそうね。
*
体育館へ向かうと何故か体操服を着た真儀瑠先生が腕を組んで仁王立ちで待っていた。
「遅いぞ、桜野、紅葉!」
「すいません」
「うぅ……恥ずかしいし怒られるし真儀瑠先生だし……今日は厄日だよぅ」
アカちゃんは再び涙目になりながら、私は彼女の分も頭を下げながら、既に並んでいたクラスメイトたちに合流する。男子も女子も出席順で二列に並んでおり、いつも通り出席番号一番の私とちょうど折り返しのアカちゃんは先頭で隣り合うこととなった。
そのためか、先生は私達に向かって、授業を始める、。まず、今日は体育の教師が休みであり、代わりに自分が来たことを説明。そして―。
「こほん。今からキミ達には、殺し合いをして貰う」
「いやだよっ!」
アカちゃんが速攻で拒否する。しかし真儀瑠先生は、某大御所お笑いタレントの顔マネ(恐ろしくにてない)をしながら、アカちゃんを睨み付ける。
「ブルマに拒否権はない!」
「ブルマ差別反対!」
「そんな、前時代の聖遺物を持ち出してまで、好感度を上げようという桜野の精神……。先生は嫌いじゃないぞ。嫌いじゃないが殺し合いはして貰う」
「だったら嫌いでいいよ!嫌われていいから、殺し合いはやめてよっ!」
「む……桜野……聞き分けの無い子は先生、嫌いだな」
真儀瑠先生の雰囲気が少し変わった。私は「ある空気」を敏感に感じ取り、これはまずいとアカちゃんに小声で忠告をする。
「アカちゃん、これ以上反対したら、完全に死亡フラグ―」
しかし、アカちゃんは私のアドバイスを全く聞いていなかった。いつもの調子で、ぎゃあぎゃあと先生に噛み付く。
「こんなばかげた授業は無いわ!体育の先生が休みなら、他の先生を連れて―」
《バキュン!》
瞬間。銃声が体育館に響き渡った。私の隣では……血でシャツの胸元が真っ赤に染まったアカちゃん。彼女はゆっくりと自分の状態を確認し……そして顔を真っ青にし、コテっと倒れる。
……アカちゃんが死んだ。
クラスメイト達は一瞬シンと静まりかえり、そしてパニック―
になるかと思いきや、さすがこの学園に通って三年目の生徒達。
生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1 (富士見ファンタジア文庫)
著者:葵せきな
イラスト:狗神煌
私立碧陽学園生徒会―そこは、会長をはじめとする美少女メンバー四人が集う楽園だが、唯一の異性にして汚点が存在する。
その汚点……え、大黒柱って言え?まぁいいやどっちでも……
副会長の杉崎鍵には、誰も知らないもう一つの顔があった。
過去にドラゴンマガジンに収録された短編に加え、杉崎の女・金・闇の仕事が暴かれる衝撃の書き下ろし作が、ついに登場!
和脚は苦笑しながらも……彼女の恰好を、改めて眺めた。
小さな背丈。メリハリのないボディライン。赤子のようにすべすべした健康的な肌。この辺は普通ではないものの、「いつも通り」ではある。問題は……その、服装だ。
次の授業は体育だから、体操着。それはいい。いいハズなんだけど……。
アカちゃんっが、目の端に涙を浮かべつつ、何度目になるか分からない文句を呟いた。
「なんで……『ブルマ』なのよぉ」
そう。彼女はブルマを穿いている。生憎今はシャツの裾を引っ張っているせいで隠れてしまっているけど、その下は、皆が普段つけている体操着……「短パン」じゃなくて、彼女だけ「ブルマ」だった。
わたしも、なにげに実物着用を見るのは初めてかもしてれない。
~
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「ブルマ置いておくぐらいなら、短パンを多めに入荷しておいてよぅ」
アカちゃんはまだぶつぶつと購買に文句をつけていた。
私はとりあえず今のうちに彼女の写メを撮りつつも、「仕方ないじゃない」とたしなめる。
「そもそも忘れてきたアカちゃんが悪いのだから。それにおばちゃん、どうせ売れないからってタダでくれたんだし、いいじゃない」
「そ、それはそうだけど。……何でブルマなのよぅ」
「あっただけ、良しとしたら?体操着がないから見学なんて、アカちゃんもイヤでしょう?」
この子は運動神経もへっぽこなのに、何故か体育は大好きだったりする。ただ机の前を離れられると言うだけでテンションが上がってしまう、小学生感性を持っている子なのだ。
アカちゃんは「そうだけど……」と、顔を膨らませる。
「皆がブルマならまだ救われるけど……一人だけこれなのは、やっぱり辛いよぅ」
「大丈夫。似合ってるわよ、アカちゃん」
「ニヤケ顔で言われても嬉しくないよ―!」
「とにかく、ほら、そろそろ体育館向かわないと授業遅れちゃうわよ、アカちゃん」
「あぁ、待ってよ知弦!」
私が歩き出すと、ようやく裾を引っ張るのを止め、とてとてとついてくるアカちゃん。
……さて、今日の授業も面白いモノが見られそうね。
*
体育館へ向かうと何故か体操服を着た真儀瑠先生が腕を組んで仁王立ちで待っていた。
「遅いぞ、桜野、紅葉!」
「すいません」
「うぅ……恥ずかしいし怒られるし真儀瑠先生だし……今日は厄日だよぅ」
アカちゃんは再び涙目になりながら、私は彼女の分も頭を下げながら、既に並んでいたクラスメイトたちに合流する。男子も女子も出席順で二列に並んでおり、いつも通り出席番号一番の私とちょうど折り返しのアカちゃんは先頭で隣り合うこととなった。
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え※ち猫オーバーにゃん!
拾った迷い猫と※なことをするCG集です。
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