たま◇なま ~生きている、日々~
著者:冬樹忍
イラスト:魚
怒涛の体育祭も終わり、まったりとした空気の中で
過ごす、透や由宇たち学園行事実行部の面々。何
気ない日常を過ごす透たちに、白の使徒ベルフェ
ゴォルの魔の手が迫る! 白薔薇の封筒を配り歩
く彼の目的とは!? 透たちは平和な日常を守るこ
とができるのか?
「こらー!」
―来ようとしたその瞬間、右から由宇が止めた。
「何をしている!愛華!」
「あーー由宇ちゃん、邪魔です!!」
「なにをー!」
そのままコタツ脇で、二人でぺちぺちぺちぺちとやりあい始める。
「ね、美空さん」
一人だけでも片付けよう。そう思って、せめて美空に声を掛ける。
「あー!透さんがー!」
酔っ払いに見つかった。
「…………」
美空は、動かない。ポニーテールが重力に引かれ、力なく垂れ下がっている。
「ね、美空さん、もう、寝に行った方が」
「また手を出したー!」
愛華が下から、由宇と絡み合いつつ叫んだ。
「うにゃー!透!」
Tシャツにジャージで絡み合うもんだから、二人とも結構物凄い格好。
「透!美空に何をする気だー!」
「穴に棒を突っ込むつもりだー!」
愛華はもうちょっとブレーキ踏め。全般的に。
「私というものがありながらー!透、二人目に手を出すつもりかー!」
「なんとー!由宇ちゃん、それは聞き捨てならないですー!」
「既にこいつは私の穴に色々と」
「なあああああああああああああああああ!由宇ちゃんが爆弾発言したー!」
「一回目は八月の初めだったな。殆ど痛いだけだった」
「うひいいいいいいいいいいいいいいいい!」
「だが最後に少し、何やら不可解な感覚があってな」
「のおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「二回目、旅行の前日にやった左耳の頃から、その不可解な感覚が徐々に気になりだして」
「左耳。あ。そーか。耳かきですね耳かき。ふーん」
「逆らえないと……命令聞くと……なんだか……その感覚が、出て来るんだ……」
「ふーんそうかー耳の穴ですかーそうですよねー」
「海で……灯璃にアレやられて……分かったの……私……それ……いいの」
「あー。そうそう。海へも行きましたよねーうんうん」
「だ、だから……そのあと……私、……言っちゃった……ふ、ふふ」
「そのあと?んー。お盆の頃ですかねー。うんうん」
「自分から、……い、言う事聞くって……命令聞く……って、言っちゃった……うふふ」
「その頃かー。日焼け跡とか、痒かったですー」
「そ……そして、学校で、学校なのに、由宇、灯璃に……あんな事……されて……っ、あんな風になって……学校なのに……あんな……ふふ、由宇、悪い子なの……」
「あの透さん。ちょっと話をしましょうか話を」
「悪い子だから……言う事、聞くの……言う事聞くと、気持ちいいの……ふふ……」
「あのっ何ですかっ透さんこの的確に段階を追った教育は何ですかっ」
「昨日は……そのまま、学校に……そのまま、一日……道具を……」
「由宇ちゃんちょっと相談しましょうちょっと今ここで緊急に」
「私……やめてって……それ……声が……って、言ったのにっ……でも……ぁ、ぁは……」
「透さんっあなたっまさか最初から全部計算して由宇ちゃんをっ」
酔っ払いが二人、なんか馬鹿な事言っている。無視無視。
美空は、相変わらず突っ伏したまま動かない。
「……わたし……」
突っ伏したまま、また、ひっく、と、しゃっくり。
「何?」
何か、喋ろうとしているのだろうか。その顔に、耳を近づけてみる。
「わたし……」
小声で、何か、眩いている。
「ん?どーしたんですか?」
愛華が、気付いて、声をかけた。
「美空ひゃん、何言ってんですか?ん?」
「わたし」
ひっく。小さなしゃっくりの後、美空は、言葉を吐いた。
「……生きて、いけない……」
七尾花梨、透にさりげないアピール開始?
そして由宇はは順調に壊れてます(^^;
たま◇なま~生きている、日々~ (HJ文庫 ふ) (ライトノベル)
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貼れないストーリーをこっちでやってます。
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