C3‐シーキューブ〈2〉
著者:水瀬葉月
イラスト:さそりがため
宅配便で届いた謎の黒い箱と、その夜に現れた煎餅泥棒少女(全裸)・フィアにまつわる騒動が終わってほっと一息。ようやく平穏な日常が訪れた……かとおもいきや、そこに新たな宅配便が!?イヤな予感がしつつも箱を開けると、案の定、真新しい女子制服が入っていて……!
かくして春亮と同じ高校に編入することになったフィア。もちろん一筋縄ではいくはずもなく、初登校日にはドジッ娘な美少女が現れて、さらなる大騒動が巻き起こる!?
「いや、その、似合ってる、ぞ?片手でお持ち帰り出来そうな軽さや省スペース感が、いわゆる小動物とかマスコット的な感覚で可愛いと思える、かも、しれないという可能性もなきにしもあらず……」
「む。よくわからんが、似合ってて、可愛い、か……おほん。まぁよかろう」
一瞬だけ、にへら、と頬を緩めつつも、フィアはすぐに鼻を鳴らしてふんぞり返った。
無理矢理に不機嫌の体を作っているような気もしたが、深くは追求しないことにする。
「一着しかないんだ。汚れたら困るだろ、浮かれるのはその辺にしてそろそろ脱げよ。あとさっきから言いたかったんで一応忠告しとくが、そんな服で派手な動きをするとだな―」
「それもそうだ、汚れては困る。ふふふ、明日が楽しみだな、と!」
やっぱり浮かれている。春亮の忠告も聞かず、ぴょーん、とまたフィアは大ジャンプでテーブルから飛び降りようとした。そのとき、零れたお茶か何かでつるんとその足が滑り―
「ふぇっ?」
「わ、こら、あぶっ……」
バランスを崩したフィアの身体を反射的に受け止めようとする。
だが受け止めきれない。
フィアの下敷きになるようにして仰向けにして倒れ、「ぎにょぺ!?」
解ってはいたことだが、なんというか、ものすごく重かった。
中身がにゅるんと出てしまいそうだ。
文句を言おうと目を開けると、フィアは春亮の腰に跨るような姿勢になっていた。
スカートが捲れ上がっており、仰向けになった春亮にはその奥にある白色がばっちりと――
「ぬわーっ」
ずばばば、とフィアが慌ててスカートを押さえる。
頬を赤くした馬乗り銀髪少女は、ぷるぷると震えつつマウントポジションの下の獲物を睨んでいた。
「いや、だから、派手な動きをすると、結構丈が短いから、見えてしまう可能性があると……言いたかったわけで……その、俺はただ忠告をですね?」
がくがくと春亮が引き攣った声を発した瞬間、今の入り口のほうで何か音がした。
畳にタオルが落ちていた。そこに呆然と立っていたのは、むろん、風呂に入っていたはずの同居人―このはだ。盛り上がったパジャマの胸元からはまだ湯気が上がっており、髪はかすかに濡れたまま。
曇った眼鏡の下にあるのは、愕然とした、信じられないようなモノを見る瞳で―それは制服を着たフィアと、彼女を腰に跨らせた春亮へと向けられている。
「あ、あわわ、はわわ……春亮、くん……」
そのとき、無言でフィアが春亮の上から退いた。
春亮は慌てて起き上がり、
「このは。待て。お前、何か誤解を……」
「う、あ、わたしがお風呂入ってる間に、わざわざそんな、新しい制服着せて……そ、それで、馬乗りそして見つめ合い!?これっていったいどういう事ですかいったい春亮くんナニをしようとしてたんですか!?」
血相を変えたこのはが、春亮の肩をがっしりと掴む。
そして半泣きの目を白黒させながら力一杯揺さぶり始めた。
「これが噂のコスプレ的なアレですか!?そんな趣味があったんですか制服じゃなきゃダメなんですか、言ってくれたらわたしも協力ってええわかりました、今日からわたしも家にいるときはずっと制服にしますから、だからもうこんなふしだらなことはっ……」
「うぉいっ!落ち着け!」
全身をシェイクされながら、視線でフィアに助けを請う。しかし帰ってきたのは、
「ふ……フフ。もしや、さっきクルクル回っていたときもずって見えていて、わざと黙っていたのでは……なんというハレンチ小僧……」
やっぱりごちゃ混ぜだが面白い
C3‐シーキューブ〈2〉 (電撃文庫)
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貼れないストーリーをこっちでやってます。
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