忍者ブログ
縛られることに慣れ、いつの間にか浸かってた「ぬるい幸せ」になんか手を振ろう
ブログ内の記事検索
タイトルを入れてください
いいものはいい
フィギュア・ライトノベル
アニメミュージック
キャラクターUSBメモリ

集めてみました


×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

十三番目のアリス
著者:伏見つかさ
イラスト:シコルスキー

傲岸不遜な気質で知られる九条院アリスは、みずから「令嬢の心得」を定め理想的なお嬢様を目指す十四歳。
十五歳の誕生日を間近に控えるある日、アリスの目の前に彼女を「十三番目(サーティーンス)と呼ぶ謎の少女が現れる。
「私は三番目よ。貴方が眠らせてる力を暴き出してあげるために来たの」
平穏な学園生活を謳歌していたアリスに、突如訪れた過酷な試練。
そして彼女に隠された秘密とは―!?
誇り高くて意地悪でワガママで、でも、ちょっぴり優しくて……
そんなお嬢様・アリスが巻き起こす”ハイゴシックアクション”ここに開幕

(―敵。こいつは敵だ―)
アリスの意志とは別の場所から、得体の知れない憎悪と破壊衝動が湧き上がってくる。
「私はね―貴女に自分がどんなモノなのか、本当の意味で解らせてあげるために来たの。貴女が秘め隠している本性を、眠らせている力を暴き出してあげるために来たの」
嫌らしい笑みを貼り付けたまま、あくまで涼やかにフェレスは語る。
「言ってる意味が―」
「分からなくていいわ。これから私が、優しく教えてあげるんだから」
途端、木々の陰に潜んでいた制服姿の少女達が次々に姿を現す。
数は三人、判別がつきにくいが、昼休みに見た顔も混じっている。
無表情で個性のない、人形のような少女達。
「何を……」
アリスは剣呑な気配を察し、咄嗟に踵を返した。
が、走り出した先はさらに木陰から現れた二人の少女達によって既に塞がれている。
ほんの数秒の間に、アリスは完全に包囲されてしまっていた。
「だぁめ。逃がさないわ、サーティーンス。助けを求めても無駄。貴女は、まんまと私に誘い出されたのよ。この人気のない、うってつけの場所にね」
(そんなばかなこと……)
何を言っているのかと思った。
この場所を歩いていたのはアリスの意志だというのに
「さっきからずうっと、無性に苛々してたでしょう?訳も分からず目に映るモノを壊したくなったでしょう?人が大勢いる場所から、離れたいと思ってたでしょう?あは……愛しい貴女に、私の共振反応は届いていたかしら?」
フェレスは左胸を押さえ、陶酔するように目を細めた。すると、いい気な耳鳴りのような甲高い幻聴が、脳に直接響いてくる。それはまさしく、二つの音叉が共振してるような音で―
(―殺さないと)
心臓が軋み震えている。ばくばくと脈動し、殺意で満ちた血液を総身に送り出していく。
(―今すぐ、こいつを、壊してしまわないと―)


ハイゴシックアクション”らしいですが……

ああん、もう、お母さんの愛が受け取れないって言うの?

「未成年だからって貴女の未成熟さはそろそろ危険域に達してると思うの、ママは」
「へぇ、それでその手は何のつもりですか?怒らないから言ってみてくださいよ」

十三番目のアリス (電撃文庫)            (ライトノベル)

拍手

PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
管理人のみ閲覧可   
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Link
まともな人間のどこが面白い

googleさんが居るこのページでは
貼れないストーリーをこっちでやってます。
18歳以上の方向け……。
こそっと萌えようぜ

同人誌 コスプレ 同人ゲーム
○っちぃPCゲーム コミック
ダウンロード販売サイト
ダウンロードサイト Gyutto

迷い猫拾いました
大事に育ててくれますか?
え※ち猫オーバーにゃん!
拾った迷い猫と※なことをするCG集です。

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ

にほんブログ村 コレクションブログ フィギュアへ




Template by Crow's nest

忍者ブログ[PR]