この世界からはみ出して翔ぼう macfaceの顔パターンを作る

用意するモノ
誰かが作ったmacface用データ（plist流用したりとか作り方のサンプルになります。非常に有用）
公式の説明（pdf）
基本になる画像。（なんとかどうにかする）
photoshopとかillustlatorとか絵を描く＆編集が出来るソフト
（要レイヤー機能。これが使えない場合は……なんとかなるっしょ）
エディタ（メモ帳でいいか）
公式にあるMacFacePatternEditor（あってもなくてもいい）
どういう表情にするかのプラン

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●plistの見方
エディタかなんかで開けてください
plistは上から

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist SYSTEM "file//localhost/System/Library/DTDs/PropertyList.dtd">
<plist version="0.9">
<dict>
<key>title</key>
<string>タイトル</string>
<key>author</key>
<string>制作者名</string>
<key>version</key>
<string>バージョン</string>
<key>web site</key>
<string>配布サイトアドレス</string>

<key>parts</key>＝パーツ定義
<dict>
<key>filename</key>
<string>base.png</string> ←画像ファイル名
<key>pos x</key>
<integer>-10</integer> ←x軸座標
<key>pos y</key>
<integer>-10</integer> ←y軸座標
</dict>

<key>pattern</key>＝表情の組み合わせ
<array>
<integer>0</integer>
<integer>2</integer>
<integer>5</integer>
<integer>10</integer>
</array>
この数字はパーツ定義の上からの順になってます
つまり<key>parts</key>の上から0番目・2番目・5番目・10番目に描かれてるファイルを使って顔を作るぞってことみたい。
で、<key>pattern</key>は11set×3列あるので
上から
CPU利用率
ページアウト過去15分以内
ページアウト現在進行中

で0％スタート～100％で10％刻みの表情が割り当てられるわけですな

<key>markers</key>＝フラグ

公式の説明↓（pdfファイル）
how_to_make_face_pattern_file
（当サイトで説明しているのは公式の説明とは若干違いがありますが考え方はおなじでいいと思います）

難しいことは分からない＆面倒なので
ページアウト過去15分以内＝顔が赤くなり怒り顔
ページアウト現在進行中　＝顔が蒼くなり困り顔
それに伴い各パーツが連動というパターンで考えました。

ページインとは、仮想メモリーシステムにおいて、物理メモリーに存在しないページに対するアクセスが発生した場合に、物理メモリーへページを読み込む動作のこと。
逆に、物理メモリーに空きを作るために発生する物理メモリーからスワップファイルへの書き出しがページアウト。

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大まかな流れとして―
（）内は絵を描けるウラヤマシスな人用

●画像を開く（絵を描く）
●パーツごとにレイヤーにばらす（パーツごとにレイヤーに描く）
●パターンを編集（表情ごとに描く）
●マメに保存してるとたまに幸せ感じます
●ping形式で一つずつ保存
●faceDef.plistの編集※やりかたによっては未編集でも可
●hogehoge.mcfaceというフォルダを作り必要な画像ファイル＆plistを入れる※hogehogeの部分は適当に
●ここまでやればあとは通常通りの使い方です
もちろんwinでも使えます

んじゃやってみよう

①まず、画像を開き、不要な部分を切り落とす。
最初はこんな感じ

画像サイズは縦横共に128pixel(ぐらいがちょうどいいと思う）、解像度は72pixel/inで。

下処理としてアホ毛取って画像周りのきたねー残りを消す。
消し方としてはペンツールを使いパスを切り、選択範囲に変換後、レイヤーマスク化もしくは反転させて消去すれば結構早く綺麗に消せます。おいらは後で修正出来るからレイヤーマスクを使ってます。

消す作業は消しゴムツールでも出来ますが使うところ・使わないところを分けるときに苦痛が……
たまに超拡大してピクセル単位で消すなんて強者もいらしゃるがムシムシとクリックしまくるくらいならパスでスパッといった方が早いと思う。でも時と場合によるよ。マジで
パスは必要な部分の1～2pixel内側で切ると仕上がりがいいです。
しっかりと拡大させて丁寧に切ればいいと思うよ

アホ毛はflagに使うのでばらす。
レイヤーを複製しアホ毛レイヤーを作る
拡大縮小回転させいい位置に移動させる
顔を切り抜いたままでは少し寂しいので輪郭（ふち）をつける
新レイヤーを作り、さっき切ったパスを選択範囲化し1～2pixel拡大し、新レイヤーに塗る。
他にも修正したいところがあればやっとく。
基本のできあがり（あくまで基本）

バックには確認用に白色レイヤーを当ててます

2
次は顔パーツです
まず最初に先ほど作ったレイヤーを［baseとふち］をBackup用にグループ化して複製します
グループ化した方はたぶん出番はないので目隠し（レイヤーパレット上で非表示）してレイヤー順序を下の方にしておきます
んで、目隠ししていないレイヤーを選択し［レイヤーの結合］を選択し、一枚物にします。

パーツ画像はミクのplistを流用しようと思ってるので
ベースが4枚
目が4枚
眉が2枚
口が5枚
要ります
表情豊かにするなら画像を多く、そうでもないなら少なく、この部分はおいらが勝手に画像を省略してるだけなので適時自由に追加してください。（plistの書き換えで済みます）

●Base作り
目、口、眉を消してのっぺらぼうにします。
まず、baseレイヤーを3回コピーして
eye
mou
mayu
レイヤーを作ります

消し方としてはスタンプツール、ブラシツールパッチツールなどがありますがこのぐらいならブラシでいいんじゃないかな
ブラシツールを選択し、ait押しながら消したいモノの近くでクリックしサンプリング色を吸い取る。
画像の濃淡に合わせてブラシの幅、不透明度を調整して　塗りつぶす。塗りつぶす。
スタンプツールで微調整。
出来あがり

次のパーツを作る
どれからでもいいのですが目からやってみる
目は肌となじませるのでほんの少し大きくパスで切り取り選択範囲化する。選択範囲を1px程ぼかし、レイヤーマスクにする。
基本の目、完成。レイヤー名をeye1に変更。
同様に口、眉を作る
レイヤー名は変更しておく。

これで基本形のバラパーツレイヤー完成。
乙でした

3
●その他のパーツを作る
もうここからはこれまでの行程の応用です

新レイヤーを作成し鹿くんの目を貼り付ける
拡大縮小回転変形を使って好みの形に変形させる
前髪が目の上になるように髪にかかる目の部分を消しゴムで消す
レイヤー名をeye2にして保存
きらりの目を鹿くんにしてみました
(画像保存する前に閉じてしまった……）

●書き出し
必要なレイヤーがいくつか出来てるはずですのでこのレイヤーを一枚ずつのファイルにします
まず、ベースを書き出す場合は書き出すベースレイヤー以外を目隠しします
次にパレットオプションから［非表示レイヤーを削除］を選択します
削除するとレイヤーが一つだけになります
ファイルから［別名で保存］を選択します
保存形式は［png］で
インターレースは［なし］
ファイル名はレイヤー名
baseならbase.png
base3ならbase3.png
てな感じで必要なレイヤー分を全て保存します

これで画像については一旦終わりです。

●plist編集
まず、<key>pattern</key>までは最初の方に書き出した●plistの見方を参考にしてください

<key>pattern</key>の部分ですが
default.mcfaceに入ってるplistで見てみると

<integer>0</integer>
<integer>2</integer>
<integer>7</integer>
<integer>13</integer>

と記述されてます
で、数字は<key>parts</key>の順番だから
<key>parts</key>の0段目はfilenameが
face-base.tiff
になっているので、画像はのっぺらぼうの顔ベースですね
で、2行目は2になっているので、0、1、2と数えて行くと
brow-normal.tiff
ってなってますね、画像を見るとまゆげですね。
このように見ていくと3行目は7なので
eye-close.tiff
閉じたモノ悲しい目ですね

これを自分の思うパターンになるように数字を書き換えていけばいいわけです。
もちろん<key>parts</key>の所はファイル名ですよ。

<key>parts</key>にすべてのファイル名を書き込み
<key>pattern</key>に自分の思うファイル名の数字を打ち込み終われば完成です。
画像とplistをフォルダに入れて動作を楽しんでください。

まぁ、MacFacePatternEditorを使えば使うパターンを指定するだけでplistを書き出してくれるんで楽なんですけどね。

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思いっきりざっくりですがなんとかいけると思います。
文中で「こいつ間違ってる～～」
　　　　「この表記は絶対に違う！」
てのあった場合はニヤニヤと生暖かく眺めておいてください。
また、「ここはこうした方がいい！」
　　　　「こういうやり方の方が早い」
ってのがあった場合は「こいつ何も知らんヤツやな～　フフンッ」ってな具合に流してください。

あー最後に逃げの一手。ここに表記されてる方法でなんか不具合出てもおいらは知りません。出るとも思えませんが……