著者:唐辺葉介
イラスト:冬目景
「僕」には死んだはずの家族たちの姿が見える。
一人、絵を描きながら過ごす「彼ら」との奇妙な日々がやがて、「僕」の本質を引きずり出す……。「しかしこの家は気持ち悪いな。きみの内臓のなかにいるみたいだ」
本当におかしな状況だけれど僕はもう慣れた。
今となってはこれが我が家の普通の風景なのだ。世間の家庭とちょっと違うけれどそれは仕方がない。だって彼らはもう死んでいるのだ。父さんも母さんも、姉さんももう生きてはいないのだから、仕方ない。
みんなの姿が見えるようになったのは、去年の八月の終わりの日のことだった。
飛行機事故にあったのがゴールデンウイークだから、みんなが死んでから三ヶ月が過ぎていたことになる。病院から退院して、急に広くなった一人ぼっちの家になれ始めた頃だ。
その頃は毎日伯母さんがきて、不自由な僕のために家事をしていてくれた。僕は退院したものの、腕の骨折がまだ完治していなくて、肩から吊っているような状態だったからだ。自分の身の回りのことも満足にできない。
くるたびに伯母さんは一緒に暮らしたらと言って、僕はそれを申し訳ないような気がして断っていたのだけれど、今考えればああやって毎日うちまで足を運んでもらう方が、よっぽど手間をかけさせていたように思う。
だけど、そう考えるのはいまになって僕の気持ちが落ち着いたからで、そのときは、そこまで気が回らなかった。
全体的に、他人のことなど考えられない時期だった。毎日自分のことや、亡くなった家族たちのことばかり考えていた。夏休みを利用して友達が見舞いがてら
遊びに来てくれたけど、気分が乗らなくてつまらない思いをさせてばかりだった。
その日も僕は、友達から遊ぼうと言われたのを断り自分の部屋にいた。かといってなにかをするわけでなく、ただぼうっとアブラゼミの声を聞いていた。
すると、いつにまにか鳴き声に混じって人の話す声が聞こえてきたんだ。初めは気のせいかと思ったけれど、どうもそうじゃない。しかも、声は階下のリビングの方向から聞こえてくる。不思議に思った。伯母さんはもう帰っている。今この家にいるのは、自分だけのはずなのに。
もしかしたら、テレビを消し忘れたのか?それとも何かのミスでオンタイマーでもセットしてしまったのか。
ごちゃごちゃ考えても、声がやむ気配がない。それどころか、だんだんはっきりしてくる。なんだか楽しそうに談笑しているのもわかる。
僕は確認するために部屋を出た。そして、階段を下り、おそるおそるリビングのドアをあけると、予想外の場面に遭遇してしまう。
夕日のオレンジ色が差し込むその部屋に、死んだはずのみんながいた。
本当に唐辺葉介さんは瀬戸口廉也さんなのか??
と、思ってCARNIVALを読み返そうと思ったんだが見つからない!どこへ行ったんだぁ~
「CARNIVAL(小説版)」「キラ☆キラ」「PSYCHE」とならべてみるとどことなく雰囲気が似てるような気が……しないこともなくもない
瀬戸なんとかさんなのかなぁ?
とりあえず今はCARNIVAL(小説版)の捜索をしなきゃだな
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貼れないストーリーをこっちでやってます。
18歳以上の方向け……。
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