やってきたよ、ドルイドさん!2
著者:志瑞祐
イラスト:絶叫
大勢の動物たちを一緒に引き連れて、はるばる私立森野学園にやってきた、ちょっと無愛想だけどめちゃくちゃキュートな女の子、ホリン・シャレイリア。
なんと彼女は由緒正しきドルイド(=自然の守り手)の一族なのだ!
そんなシャレイリアのライバル(自称)である法香さんの下着が盗まれるという事件が起こった。
責任感の強いクラス委員長の夏穂は、シャレイリアとともに事件の捜査に乗り出すのだが、犯人は思わぬ人物(?)で―。
突如、目の前に出現したその光景に―
あたしたちは、思わず絶句した。
ぞわぞわ……ぞわぞわぞわぞわぞわ……
白や黒、黄色、水色、赤、ピンク……
複雑に絡まり合った極彩色の下着の塊が、おぞましい触手をにょろにょろうねらせながら法香さんに覆い被さっていたのだ!
「ふぁ……ん、あふっ、んむっ……」
まるめたパンツを猿轡みたいに噛まされ、みょーにエロティックな声で喘ぐ法香さん。
触手のような下着の切れ端が、彼女の全身をそわそわ撫でまわしている。
「や、んあっ、ふっ、んっ、はぁ、あふっ、はぁ、はぁ、んむぅっ……」
「……って、やめんか―――――っ!」
あたしが手近にあった木の枝を投げつけると、下着の塊はザザーッと潮が引くみたいに逃げ去った。
「法香さん!」
あたしは急いで駆け寄り、ぐったりした彼女の身体を抱きかかえる。
「……っ、どういう、ことですの……わたくしの怪鳥蹴りは、確かに効いたはず……」
「法香さん、しっかりっ、法香さん!」
「委員長……気を、つけて……」
法香さんは乾いた唇をかすかに震わせ―ガクッ、と意識を失った。
「法香さ―――――ん!」
映画のクライマックスシーンのように叫ぶあたし。
見たところ、特に外傷はないようだが、精神的なダメージが大きかったのだろう。
彼女が持っていたシャレイリアのパンツも奪われてしまったようだ。
……ん?
と、その時。あたしはふと気がついた。彼女を抱きかかえた時に感じた、ある違和感―
「ま、まさか……」
あたしは制服の上から法香さんの背中を触り、……ない。
やはり、ない。
背中にあるべきブラ紐の感触が……ない!
「……っ!」
全身を戦慄が駆け抜ける。
シャツのボタンもはずさずに中のブラだけを抜き取った……!
人間技じゃない。とんでもない高等テクニックである。
……ん、ちょっとまて。上が盗られたと言うことは、当然、下の方も――
あたしの視線は自然と法香さんのスカートのほうへ移動し、
「―夏穂、気をつけろ」
凛、としたシャレイリアの声に、あたしはハッとする。
「え?」
「やつは、まだ―そこにいる」
シャレイリアのパンツは白のくまさんパンツらしい
やってきたよ、ドルイドさん! 2 (2) (MF文庫 J し 4-2)
生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録
著者:葵せきな
イラスト:狗神煌
私立碧陽学園生徒会室――そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園。
生徒会メンバー中、唯一の男性である副会長・杉崎健は、今日も生徒会室の中心で愛を叫ぶ。
「俺は美少女ハーレムを作る!」と(ただし、扱いは空気以下)。
そして、お子サマ生徒会長・桜野くりむは、今日も生徒会室の中心で身勝手に叫ぶ。
「ただの人間には興味あ(自主規制)」
日々くり広げられる、ゆるすぎる会話。日々費やされる、青すぎる青春。いざ行かん少年少女よ、妄想という名の大海原を!
これは、ユカイツーカイついでにちょっぴり秘密アリな碧陽学園生徒会メンバーたちの、愛すべき日常をつづった記録の一端である。
「俺は美少女ハーレムを作る!」
高らかに宣言する!
深夏が、「や、海賊王になるみたいなノリで言われてもな……」と呆れている。
ほかのメンバーも「またか」と言った様子で俺を見ていたが、それでも俺は、続けた。
「妥協するにしても、俺は高い所で妥協してやる!美少女をはべらせて、いつか、『あー、美少女にも飽きたな』って言えるところまで上ってから、妥協してやる!」
「……なるほどね。とりあえず行くとこまで行ってみようってことね。いいんじゃないかしら。好きよ、そういうの」
知弦さんがなぜか微笑んでいた。
おお、何故かポイントアップ?相変わらず、狙わないところで評価受けるな、俺。
深夏もまた、「まあハーレムはさておき、そのスタンスは悪くないな」と笑っている。
真冬ちゃんは「そうですよね……今から悩んでいるより、とりあえずは上にいってみるのが、いいかもしれませんね」とやんわり微笑んでいた。
で、会長はと言えば……。
「えー、あんまり頑張るのは疲れるよぅ」だめ人間だった。
悟りの境地でも、上を目指すのでもなく、割と既に妥協していた。
生徒会長という役職で満足しているっぽかった。
ぽりぽりとスナック菓子を頬張りつつ、なんか幸せそうな顔している。
……ま、いいか。
幸せならそれでいいんだ、うん。単純単純。
会長はお菓子を食べ終わる(知弦さんのなのに……)と、けぷっと可愛らしくゲップして、満足そうに宣言した。
「と言うわけで、今日は解散しますかぁ」
『……』
全員が、彼女をとことん駄目人間だと思った。
ま、俺達も結局解散しちゃうんだけどね、それで。
……俺も、そろそろ仕事を始めないといけないし。
「……で、杉崎はまた生徒会室に残ってるんだ」
くりむは校門前で再び出会った生徒会メンバー達に向かって、苦笑した。
彼女たちもどこか優しげな顔をしながら、微笑んでいる。
深夏が肩をこきこきと鳴らした。
「まったく、だから対応に困るんだよな、あいつ、……あたし達と長時間駄弁るために、生徒会の雑務は自分一人で全部片付けて、何事もなかったふうにするんだから……」
「ま、真冬は、杉崎先輩、好きですよ?」
真冬の言葉に全員が溜め息を吐き、そして、くりむが代表して告げる。
「この学校で、あいつのことホントに嫌いな人間なんて一人もいないわよ。まったく……これでハーレムだなんだと自分で言い出さなければ、アイツなら彼女の一人や二人、簡単にできるでしょうに……」
「あれ、アカちゃん。やっぱりキー君のこと実は結構?」
「な、何言ってるのよ知弦!そんなわけないでしょ!」
くりむの焦りように知弦はもちろん、深夏と真冬もクスクスと笑う。
私立碧陽学園生徒会。
そこでは毎日つまらない人間達が楽しい会話を繰り広げている
知弦さんが変換できない……
生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)
著者:唐辺葉介
イラスト:冬目景
「僕」には死んだはずの家族たちの姿が見える。
一人、絵を描きながら過ごす「彼ら」との奇妙な日々がやがて、「僕」の本質を引きずり出す……。「しかしこの家は気持ち悪いな。きみの内臓のなかにいるみたいだ」
本当におかしな状況だけれど僕はもう慣れた。
今となってはこれが我が家の普通の風景なのだ。世間の家庭とちょっと違うけれどそれは仕方がない。だって彼らはもう死んでいるのだ。父さんも母さんも、姉さんももう生きてはいないのだから、仕方ない。
みんなの姿が見えるようになったのは、去年の八月の終わりの日のことだった。
飛行機事故にあったのがゴールデンウイークだから、みんなが死んでから三ヶ月が過ぎていたことになる。病院から退院して、急に広くなった一人ぼっちの家になれ始めた頃だ。
その頃は毎日伯母さんがきて、不自由な僕のために家事をしていてくれた。僕は退院したものの、腕の骨折がまだ完治していなくて、肩から吊っているような状態だったからだ。自分の身の回りのことも満足にできない。
くるたびに伯母さんは一緒に暮らしたらと言って、僕はそれを申し訳ないような気がして断っていたのだけれど、今考えればああやって毎日うちまで足を運んでもらう方が、よっぽど手間をかけさせていたように思う。
だけど、そう考えるのはいまになって僕の気持ちが落ち着いたからで、そのときは、そこまで気が回らなかった。
全体的に、他人のことなど考えられない時期だった。毎日自分のことや、亡くなった家族たちのことばかり考えていた。夏休みを利用して友達が見舞いがてら
遊びに来てくれたけど、気分が乗らなくてつまらない思いをさせてばかりだった。
その日も僕は、友達から遊ぼうと言われたのを断り自分の部屋にいた。かといってなにかをするわけでなく、ただぼうっとアブラゼミの声を聞いていた。
すると、いつにまにか鳴き声に混じって人の話す声が聞こえてきたんだ。初めは気のせいかと思ったけれど、どうもそうじゃない。しかも、声は階下のリビングの方向から聞こえてくる。不思議に思った。伯母さんはもう帰っている。今この家にいるのは、自分だけのはずなのに。
もしかしたら、テレビを消し忘れたのか?それとも何かのミスでオンタイマーでもセットしてしまったのか。
ごちゃごちゃ考えても、声がやむ気配がない。それどころか、だんだんはっきりしてくる。なんだか楽しそうに談笑しているのもわかる。
僕は確認するために部屋を出た。そして、階段を下り、おそるおそるリビングのドアをあけると、予想外の場面に遭遇してしまう。
夕日のオレンジ色が差し込むその部屋に、死んだはずのみんながいた。
本当に唐辺葉介さんは瀬戸口廉也さんなのか??
と、思ってCARNIVALを読み返そうと思ったんだが見つからない!どこへ行ったんだぁ~
「CARNIVAL(小説版)」「キラ☆キラ」「PSYCHE」とならべてみるとどことなく雰囲気が似てるような気が……しないこともなくもない
瀬戸なんとかさんなのかなぁ?
とりあえず今はCARNIVAL(小説版)の捜索をしなきゃだな
PSYCHE (プシュケ) (スクウェア・エニックス・ノベルズ)
とらドラ10!
著者:竹宮ゆゆこ
イラスト:ヤス
春。衝撃の出会い。
ラブレター。共同戦線。電柱キック。
偽乳特戦隊。かぶせたティアラ。
エンジェル大河。くまサンタ。雪山の告白―
そして、雪舞い散る2月。
手を取り合って逃げ出した竜児と大河。
それぞれの思いを胸に、二人はともに未来を切り開こうとする。
立ちはだかるのは、ままならない世界。
ぎりぎりの状況に立たされた竜児の下す決断とは。
竜児と大河の、実乃梨、亜美、北村の、それぞれの思いの行方は。
終わっちゃいましたね。とらドラ!
初版が2006年春頃だったから3年かぁ
結構楽しめたな。
短編がまだ出るみたいなのでもう少し楽しめるのかな
[私たちの田村くん]
[とらドラ!]
ときて次はどんなのを書くのかな?
次回作が楽しみです。
※今回は最終巻なので内容部分の書き込みはしませんでした
ねんどろいど 初音ミク アブソリュートHMO・エディション (ノンスケール ABS&PVC塗装済み可動フィギュア)
劇場版“文学少女
ねんどろいど 97 雪ミク (ノンスケール ABS&PVC 塗装済み可動フィギュア)
googleさんが居るこのページでは
貼れないストーリーをこっちでやってます。
18歳以上の方向け……。
こそっと萌えようぜ
同人誌 コスプレ 同人ゲーム
○っちぃPCゲーム コミック
ダウンロード販売サイト
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迷い猫拾いました
大事に育ててくれますか?
え※ち猫オーバーにゃん!
拾った迷い猫と※なことをするCG集です。
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